若い世代に伝承していく
K.J
Interview
Job content現在の仕事内容について
高速道路会社の現場事務所に当社メンバー11人と共に常駐し、発注者支援業務(施工管理)に携わっています。マネージメントリーダーという立場のため、業務の調整や各機関との打ち合わせが仕事のメインで、現場に赴くのは週に1回程度です。
高速道路工事にあたっては、地質の問題など、様々なトラブルと直面します。解決するためには機械や工法を変える必要があり、その選定についても私の重要な任務となります。解決が遅れることで工事が中断してしまうだけでなく、金額も膨れ上がってしまいかねません。こうした問題解決力や決断力が日々求められる仕事だといえます。
Rewarding仕事のやりがいについて
高速道路の新設においては、たった数キロでも10年以上に及ぶことがあります。長い年数をかけて、さらに様々なトラブルを乗り越えて道路が完成したときは、やはり感慨深いものです。直近では東京外環自動車道の区間に携わりましたが、プライベートでも利用することが多く、何台もの車が走る光景を目の当たりにすると、自分の仕事が社会に役立ったとやりがいを感じます。
decisive factor入社の決め手
大学では土木工学を専門に学んでいて、就職するならゼネコンか建設コンサルタントと考えていました。大成エンジニアリングは設計も施工管理も展開しているので、幅広い経験ができると思えたことが決め手です。さらに大規模な工事を多く手掛けていることにも惹かれました。
Gap入社前と入社後のギャップ
初めて現場に赴いたとき、その工事規模にとにかくびっくりしました。三重県の東名阪自動車道内の鋼橋を新設するという工事でしたが、200トンの巨大なクレーンが活用されていて「土木工事とはこれほど壮大なのか!」と実感したのは、今でもよく覚えています。また工事で動く金額は10億を超えることも珍しくなく、新入社員の頃はその金額の大きさに驚いてばかりでした。
Episode印象に残っているエピソード
30歳を過ぎた頃に、初めて任された現場での体験です。金額的、規模感にも小さな道路工事で簡単に対応できると思っていたのですが、実際に一人で担当するとなるとものすごく大変でした。地面が固かったり、近隣住民から騒音の苦情が来たり、警察に注意されたり、さらには先輩から毎日怒られたり…。なかなかスムーズに進まず、とても辛かったですね。なんとかやり遂げたのですが、たくさん苦労したぶん、その工事が私の原点となっているように感じています。この経験があったからこそ、どんな困難があろうとも今まで仕事を続けることができたのかもしれません。
Charm大成エンジニアリングの
魅力・好きなところ
設計部、施工管理部の両方があるため、技術者として幅広い経験ができるところです。また現場は日本各地にあることから、様々な工事に携われることも魅力に思えます。
さらに高速道路の新設から既存道路の補修、橋のメンテナンスなど、多種多様な土木工事に関わることができるのも当社ならでは。資格取得についても会社が全面的にバックアップしてくれるので、若いときから積極的にチャレンジできる環境も強みといえるでしょう。
My vision今後の目標
入社して25年が過ぎ、そろそろベテランの域に入ったと思うところです。手前味噌ですが、当社の技術力は業界内でも特に優れていると感じています。そんな先輩たちが築き上げた技術力と信頼力を、若い世代に伝承していくことが今後の大きな目標です。